リクルート疑獄当時、私は高校生。
なんとなく賄賂配った悪い人の中に江副さん入っていました。
松下幸之助の言葉
「人は誰でも得手なこと不得手なことがありまんがな。
誰にどの仕事を、どこまで要望するのかが大事やなあ」
江副浩正の解釈
「お互い得手不得手があることを積極的に認め、
各人が得意なことを組織に提供して大きな成果をあげてゆく」
聖人 徳も才もあるもの
君子 徳が才に勝るもの
小人 才が徳に勝るもの
愚人 徳も才もないもの
組織をダメにするのは小人だ
会社に言われたことを一生懸命やるのが仕事だと
思っていた新入社員に
「自分の仕事は自分で作れ」 「圧倒的な当事者意識」
を植え付ける
「自ら機会を創りだし、機会をもって自らを変えよ」
しびれたのはこのあたり
インサイダー取引は今では大きな問題になる。
しかし情報をどう使うかは仕事を通して
生活していて、生きるそのもの。
私のような不動産屋であれば、情報も集まってくる
それをどのように使わなければならないのか
今一度考えるきっかけになりました。
かぎりなく商売に結びつけてゆけば富を生む
しかしそこに徳はあるのか。
おまえら、もっといかがわしくなれ!と帯にありますが
この本を表す言葉。まったくぴったりです。
このセリフを誰が言ったのかがまたおもしろい。
40代後半から上の世代はきっと楽しめるかと
思います。
あの時代リクルート疑獄とはなんだったのか
わかりやすく丁寧に書かれています。
改めて、文章は才能よりやさしさが必要なのだなと
感じました。
江副さんは文学少年だった。
安比高原を愛した。
志を高く立てて、前へ進めたい。
そんな気概がもらえました。
このブログを読んでいるのはどんなひとなんだろう
うちの社員にも読んでもらいたい。
48歳のおっさんのブログですので、内容はいつもあれですが
こんなブログを読んじゃうようなアナタにおすすめな本ですよ。