この数ヶ月たくさんの求人エントリーをいただきました。
誠にありがとうございます。
経営者となって一番緊張するし、楽しみであるのですが、選考は悩みます。
来るものを拒まず去るものを追わずなどと言えればいいのですが、少ない人数で
やらなきゃなりませんので現実的に色々考えて選ばせていただいてます。
弊社に合いそうだと思う人を勝手に思い込んで採用しているということ。
一方的にこっちの思い込みで進めておりますので、採用にならなかった方どうかなんとか次頑張っていただきたいです。
私も転職を数回しておりまして、面接の時の緊張や会話であんなに話しして
いい雰囲気だったのに
などと思い出すことがありますが、そこはマッチングなんです。
欲しかったのは俺みたいなタイプじゃなかったのか?などと思いました。でも気にしないで欲しいのです。
しばらく落ちた会社の名前が聞こえると、ちょっと甘酸っぱくなりました。
役員面接まで行ったのに! 「名刺作っとくからね」とまで言ってたのに・・
その後の転職でも、事務所の雰囲気が良さそうだ。お客さんがたくさん入っている。売る側のアドヴァイスのみを信じてこの会社は良さそうだと思って入った会社たち。
そこで花が咲いたかどうかは私の判断だけでは申し上げられませんが
「不動産屋のセガレで入社した以上はお荷物になるわけにはいかない」の思いで
働きました。
学生時代、就職活動中に3社ほど面接結果を待っていた。
一社から採用通知をいただき、他二つの結果を待っていました。
父親から、「お前なんで最採用通知の会社に行きますって返事しないんだ?」
と聞かれました。相当怒気を含んでおりました。
今就職活動中で全部結果が出てから考えようと思っているよ。などと答えたところ
激怒していました。
「なぜ行く気もないところを受けたのだ。採用通知をだしたものの気持ちを考えたのか?」
父親とは弊社の先代のことです。25年前というと弊社も創業15年目社員4名で営業していた頃です。
今も昔も中小企業は人が命。採用について非常にナーバスになるのは当たり前です。
私の言い分を言ったところで仕方がないし、わかってもらえる気もしなかった。
そして、期日はまだあるけれど、最初に採用と言ってくれた会社に行くのもいいかもしれない。そんな考えになりました。
その採用通知の早かった会社に入社しました。
今とは情報量も景気も全然違う就職の話です。いわゆる時代が違う話です。
ただ25年経ってもあの日を忘れない。私にとって大切な日だった。
各人各様の就職活動があり、出会いと別れがございます。
だから、ここに面接は一生懸命受け止めさせてもらう気持ちを改めて誓います。
面接にのぞんでいただいた皆さまに心よりお礼申し上げます。
ありがとうございます。