先日求人採用させてもらいました。
いつも思い出すのは学生時代に言われた、面接の帰り道に気をつけなさいの話。
面接が終わった後にくわえタバコで駅まで歩いている様子など
その企業の人に見られているので、油断なく帰りなさいって話でした。
油断しなかった。家までタバコ一本吸わなかった。
採用落ちまくった25年前の話です。
もう一つはNHKお母さんとっしょのお姉さんの面接の話。
何人も希望者が集められて課題に取り組む場面があった。
待合の場で、自分の練習よりもその場で一緒になった人の
練習の手伝いをしている女性がいた。
みんな自分のことで精いっぱいの中、他の面接者の手伝いをしていたそうです。
それを覆面面接官は見ていた。
「あなたは面接のバックルームでもおねえさんでした」
と言われて採用になった話。
社長と呼ばれて、なんとか性格を見抜いてみせる、
などとおこがましいこと考えていた時期がありました。
そう簡単に人の内面や働いたらどんな人かなんてわかるわけがない。
でも、なんとか見てみたい、自然体を知りたいなと。
なるべくたくさん話してもらって、もっと話したかったの気持ちや、
不完全燃焼にさせないようにしたい。ですので面接が1時間を超えることもよくあります。
お茶を出すタイミングがあったのですが、運んでくれたスタッフから
「あの人はとても感じがいいですね。たくさんお茶を運びましたが、あんなふうに丁寧にお茶を受けてくれた人は今までいませんでした」
と報告を受けました。お茶運んだ人を感動させる人来てくれた。
やっぱり嬉しい。
「こんな人に来てもらいたい」それはお茶を運んでくれた人もそう思っています。
弊社で面接する際お茶を運んでいるのは私の右腕です。
この人の直感をかなり重視しています。
私よりもずっと長い時間一緒の仲間になるのでこの人の意見がとても重要なのです。