西門のテナントを預かるにあたって、
私が思いついた印象は
古くて凝り固まったものでした。
ネガティブが頭をよぎり、お客様付という課題に
どうかなと
ながい間、いろいろな団体が、あらゆる再生案が試されていたのに
商店街を元気にできていないきがします。
ここで私はなにをすればいいのだろうか。
大きな組織ですらできないことを街の一個の不動産屋に
何ができるのだろうか。
そんな余計なことを考えていました。
今回は紹介案件です。頑張るぞ。
とにかく何とかしよう。
私以外の営業マンも簡単な話ではないなと感じておりました。
しかし冷静になってみれば、このテナントは駅からそんなに遠くない。
バスの巡回が非常に多い。
面積も大きくて、西門のメイン通りではないため
車を寄せやすい1F路面店舗だったのです。
あえてネガティブは忘れて他の部分にフォーカスします。
ターゲットになるのは他の地域でテナントを探していたお客様。
面積と置き場、兼事務所を探しているお客様にイメージを絞りました。
このブログを読んでいらっしゃる物好きな人に言いたいのは
ネットに載せて広告載せて、それで集客できる時代は終わったということです。
僕らは営業を通して問題を解決します。
既存客にどんどん提案します。
前の仕事の面影が色濃く残っているテナント。それをこれからスッキリしますので
と説明してみても簡単ではありません。
面積のメリットとこれからの未来をうまく語らないと伝わりません。
どうせやるならば
このようにオーダーを出してみてはいかがかですか?
イメージをつかんでいただくためにたくさん物件を見てもらいました。
設計士を用意してリフォーム屋さんを用意して
オーナーとも打ち合わせを何度もします。
現在のテナントの解体処分費用
これからの建物リフォーム費用
まずは選択肢、カードを増やす作業。
どちらも高額になりますので融資銀行に
融資が通るように働き掛けます。
銀行、ビルオーナー、借主、弊社の4方よしを目指します。
しかし西門を一つ明るくしたことを考えれば
5方よしと言えるかと思います。まったく自画自賛ですが。
路面店をもっている責任、テナントオーナーにはその街への
責任があると思うのです。
そのお手伝いを我々は使命として考えています。
特別なことは何もありませんが、解決のための準備をすすめました。