25年前大学時代に環境法を専攻していました。
高山先生の講義は正直地味で授業中はほとんどの生徒が聞いていないか寝ていました。
砂つぶの話から植物の話になり、環境は小さなものから全て繋がっている。
聞いた時に
「この果てしない講義は終われるのかな?」
地味な話ぶりとバブルの終わりの時代に砂つぶの話ですから全然人気なかったです。
私は高山先生の全く生徒の人気を気にしない人柄が気になりました。
2回目からは最前列センターをとって受講しました。
君たちはペットボトルという材料と戦うことになると仰りました。
当時は醤油のボトルとか一部の調味料の容器に使われていました。
大きなジュース1.5リットルのペットボトルは出てきていたと思います。
500mlで売り出すと爆発的にペットボトルが広まった気がします。リターナブル瓶のビールや炭酸飲料が
当たり前の時代があっというまにペットボトルになった。
500mlの清涼飲料にペットボトルを使わないのは自主規制だったと話を後から聞きました。
これからはコストとの戦いになる
エコとはエコロジーなのかエコノミーであるのか
その両方を狙わないといけない。
先生の話の内容は私の胸に突き刺さりました。
当時はISOが新しい言葉だった。
二酸化炭素の削減と言われても全くピンとこなかった。お金で排出する権利を買うとか
話はわかるけれど意味がわからなかった。温暖化と言われてもまだわからなかった。
オゾンホールができて困るのは色の白い肌の人達だけなんじゃないかなんて思っていた。
バイクで浦安の学校まで行ってティッシュで鼻の穴をほじると真っ黒になった頃。
ハイブリッドカーが発売される前。車の燃費を気にすると、ケチでカッコ悪いことのように感じた頃。
さて、私のsdgsの理解
色々なことにゴールを設定してまずは始めましょう。ぐるぐる回してゆくとそれは段々と繋がっていって
興味を持つことで広がり、勢いがつき、楽しくそして真剣になる。結果を伴えばまた
新たな局面に進む。そういうことなのかなと。
いろいろ思うところはありますが、楽しくないと続かない。
いま現在マンションに住んでいますが、これはとてもエコだと思う。効率はとてもいい。
逃げない熱と、みんなで住むことの便利。160世帯でゴミ置き場もだいぶコンパクトです。
エアコンも機密性が高いのであっという間に冷える、温まる。
いっぺんに世帯数を作るので1戸当たりの値段も下げられる。理想の平家をたくさん作る良い方法。
マンションとはそんなふうに感じます。
そうこう言いながらも家族構成がだいぶ変わりまして、現在一軒家を建てています。
以前友人の住宅建築でリクシルのスーパーウォールをすすめました。
完成したものを見て、こんな家を自分も建てたいと
思うようになりました。
自然素材で作るものにも惹かれました。機密性を高くして効率よく冷やし、もしくは温める。
ハイテクを避けてコストを下げて、私が選んだのはスーパーウォールでした。
エアコンの技術革新はこれからも進む。10年に一回壊れるとして。
そうすると家建てるとき断熱にこだわりたいなと思った次第。
私はこれが絶対おすすめですみたいな話はしません。
それでもハウスメーカーに勤めて
仲介屋と現職で中古新築を含めて300件ほど商いをしてきました。
賃貸と購入を含めて引っ越しは33回しました。
自分のできることと楽しかった思い出の集大成としての取り組みです。
実験室のイメージもあります。
大袈裟になりましたがご興味のある人は連絡ください。
令和4年2月完成予定です。もうちょっとでカミングスーンです。
それと並行して私の肩書き「自転車購入家」なのですが順調に自転車乗りを増やしております。
仕事を受けてもらっている取引先と競合他社の皆さま、友人、後輩など少しづつ自転車仲間が増えています。
知り合いが自転車乗りから「オートバイ乗り兼ランナー」に転進する、ジョブチェンジすると聞きまして、
ロードレーサーとマウンテンバイクを一台づつ譲ってくれました。 165センチ前後の人にちょうど良さそう。
ロードとマウンテン、どっちも最初のナビゲートが肝要と考えています。できれば最初からまあまあの自転車に乗って欲しいです。でもやっぱり自転車高いですよね。わかります。
無理やりドロップハンドルで始めると、あのポジションとかサドルの高さにびびるというか盛り上がりきれないのではないか。それもわかる。わかるわかる。
クロスバイクも息子のと私の営業車の2台が用意できるので、最初はこれで尾根幹線でも行きましょう。
慣れたらドロップハンドルにしましょう。
ハマるかどうかわからない人をハメる。そんな人でありたい。
ペダルも最初はフラットペダルでいきましょう。
尾根幹のセブンイレブンは2軒もマイナス4度のコーラ売ってるんですよ。
多分世界一美味しいコーラになりますよ。
うまいコーラが最高のコーラになるためには、こっちが変わらないといけないって考えと動きが大好きです。
自転車が楽しくなると。
健康な人増える、食べ物が美味しくなる、体型が変わる、ストレスが減る、ちょいちょい
相模原近辺のいいところを軽く「ハイ」の状態で見て回ることになる。まあまあが美しい景色に見えてくる。
地元への愛が育まれる、環境に良い。病人が減る。メーカーが元気なる。パーツの供給が続く。私の子供らも
自転車楽しめる。ご飯思いっきり食べても今日はいいんだよと許される。健康診断を迎えに行く気持ちになれる(かも)
この趣味を始めて10年以上が経過しました。100万円の高級バイクは買えなかったけど
10万円前後のものはずいぶん集まってきました。
タイヤに空気を入れてチェーンに油をさすとしばらく動いていなかったマシーンがまた動き出します。
12年前に買ったロードレーサーはチェーン交換したくらいでいまだにケナゲに走る。
お前そんなこと言うんならしょうがねえなぁ明日な、わかった出しとくよとか言いながらまた
走り出す。そんな人を増やすのだ。
自転車に乗ること、乗せることが私のSDGsです。そしてこれはアートだと思う。
山登りをアートだと先日新聞に書いてあって、なるほどその通りだ。